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TNN豊中報道。2

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  • 熊野町にある「アマゾンカムカム」を探検してきた/スーパーフルーツのドリンクやお菓子が買える!豊中をジャ○○ルと表現するぶっ飛んだ社長にもびっくり

    アバター画像きも@TNN 2017年08月29日

    近くにあるのに入ったことのないお店やアヤシイ場所・・・そんなご近所にあるジャングルをTNNがご案内するストアツアーズ。

    きも@TNNです。

    熊野町の大阪王将の近く、八坂神社の鳥居横にある「アマゾンカムカム」さん…。
    IMG_5904
    地図ではこちらです。

    ホント失礼なんですけど…、あのぉ…何て言うか、一度入ったら帰れなそうな雰囲気で(謎めいているので…)、すごく気になりながらも見ないようにしていました(ごめんなさいっ!)。
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    そんななか、豊中まつりでTNNメンバーが「アマゾンカムカム」さんのブースに寄っていて、スタッフの方々は和やかだったと聞き、勇気を出して重い扉を開けたのでした(実際には軽いけど)。

    このときはまだ、壮大なぶっ飛びトークが聞けるとは想像していなかったのですが…(笑)。

    ココは店舗というよりは、商談オフィス&ショールームなのだそう。
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    でも、明るい笑顔で迎えてくれて・・・
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    ※代表取締役の息子さんで係長の田中邦和さん。通常は女性スタッフが対応することが多いそう

    「カムカム」という果実で作られた・・・
    手のひらのカムカム
    ※写真提供:アマゾンカムカム

    ドリンクなどの商品が売られていました(社名の由来は「アマゾンに来て、来て」ではないのね…笑)。
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    カムカムにはレモンの60倍・アセロラの約2倍の天然ビタミンCに加えて、ポリフェノールも豊富に含まれているうえ、ORAC値(活性酸素吸収能力値)も非常に高いそうです。

    「うちだと定価販売になるから、一般のお客さんには『箕面のジェットで買ったほうが安いよ』と言ってるんですよ」と、代表取締役の田中一夫さん(ええっ、ほかのお店をススメていいの!?…笑)。
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    「まあ、ゆっくりして」と運んでくれたのは、もしかしてカムカムですか!?
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    「もしかして、ですよ」と一夫さんはニヤリ、この商品で作ったドリンクだそうです。
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    味は思ったよりも酸っぱくなくて飲みやすく、ほどよく甘みがあるのにすっきりとした後味でしたよ。

    ひと口味わったその瞬間から、一夫さんのトークショーがはじまりました(面白かったから、つい私がいろいろと質問しちゃって…気がついたら約1時間半経っていました…笑)。

    田中一夫さん
    「ある植物を見たくて、夏休みを利用してペルーからアマゾンのジャングルに入ったんです、当時私は高校教員をしていまして」
    アマゾン川 画像調整1
    ※アマゾン川(以下、アマゾンでの写真はすべてアマゾンカムカムより提供)

    ええっ!? 高校の先生だったんだ(しかも教えていたのは情報通信、子どもの頃から植物に興味があったそうです)。

    一夫さん
    「そのときに、ペルーで農業の研究をしていた鈴木孝幸さんという方から『アマゾンにカムカムというスーパーフルーツがある』と教えてもらったんです!」

    そして、カムカムの虜になった一夫さんは私財を投じて、努力の末にジュース化に成功。

    歴代の商品が保管された棚から・・・
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    一夫さんが商品化に力を注いだという、世界初のカムカムドリンク(左)を見せてくれました。
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    2004年の「浜名湖花博」、05年の「愛・地球博」でカムカムの商品を販売したところ話題を集め、大手飲料メーカーから原料調達の依頼を受けるように。
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    ※写真・中央は、CMでも話題になった「午後の紅茶カムカムレモンティー」

    一夫さん
    「カムカム商品は売れたんですけど、現地の工場は小さいため、次第に日本の大手メーカーの要望には応えられなくなりました」

    聞けばカムカムは水辺で育ち・・・
    カムカム果実2

    漁師が小舟でとりに行くということで、収穫も大変そう。
    カムカムの自生調査
    ※漁師ではなく一夫さん(わかるって?)

    ちなみに、現地の魚はこの実を好み、種だけを器用に吐き出すのですが、そのときに「カカカ、シャム、シャム」といった音が聞こえることから、「カムカム」という名前になったと伝わっているとか。

    あとで一夫さんから送ってもらったメールには、こんな写真も添付されてました(笑)!
    右手にカムカムの実を食べる魚肉と左手のカムカム
    ※カムカムの実を食べる魚の肉も試食したんだぁ…

    また、カムカムはこんな不思議な花をつけるんだって。
    カムカム 花と蕾001

    一夫さん
    「その後はリーマンショックの影響も受けて売上は一気に下がり、東京事務所をたたみ、地元・豊中のこの場所からやり直すことにしたんです。

    それから10年、今はオリジナル商品とOEM商品の開発・卸し販売に力を注いでいます!」

    オリジナル商品の「カムカムグミ」は「よしもと47シュフラン」という、全国の主婦が選び、よしもと芸人などが審査するランキングで・・・
    IMG_6000

    金賞を取ったそうですが、一夫さんは「生きた乳酸菌を入れたんですよ」と言いながらも、気持ちはペルー、アマゾンにいっている感じ(笑)。
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    お店に来られた方は試食できるとのことで1粒いただくことに。
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    ※写真・右奥がカムカムグミ、左奥はカムカムキャンディです

    酸っぱさと甘みのバランスがよく、噛みごたえもちょうどイイ、グミ好きには食べてもらいたい一品でした♪
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    店内には、ほかにも同社のカムカム商品が並んでいました。
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    こちらの棚にはサプリや・・・
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    「カムカムパウダー」・・・
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    へぇー、ポン酢もあるんだぁ(酢と相性がよさそう)。
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    おおっ、コレも気になりますねぇ。
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    そして、シャーベット♡
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    コレは持ち帰ったのですが、フルーティーな酸味とシャリシャリ感がクセになりますよ〜。
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    ところで、一夫さんはカムカムを世界中に広げた第一人者として、こんな本にも載っています(スゴイ!)。
    アラマタ事典
    ※写真提供:アマゾンカムカム

    なぜ、カムカムにこだわり続けるのでしょうか?

    一夫さん
    「カムカムは世界中の人を健康にし、貧困に苦しむ原産国の人々の暮らしを支えます。

    大手商社が手を出さない難しいビジネスだけど、私は運命的な出会いを果たしたカムカムにこだわり続けたい」
    カムカムと私
    ※「カムカムを扱うお店も募集中」と一夫さん

    最後に豊中在住歴約40年の一夫さんに「豊中を選んだ理由は?」と聞いたら、「昔はこのあたりには畑と竹やぶしかなくて、『ここはジャングルやな!』と思ったんですよ」と。

    えーーー!!!! 豊中をジャングルと表現する人にはじめて会った(笑)!!
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    ※アマゾンカムカムさんのショールームはよい意味でジャングルでしたが(笑)

    好奇心が旺盛で行動力がある一夫さんのお話を聞いていたら、楽しく前向きな気持ちになりました。

    これからも、豊中のオモロイ元気な社長さんに出会いたいな〜。

    田中一夫さん、邦和さん、取材にご協力いただきまして、ありがとうございました!

    店舗データ(2017年8月29日時点での情報です)
    お店の名前アマゾンカムカム 大阪営業所(商談オフィス/ショールーム)
    住所熊野町2-10-23
    営業時間10:00-18:00
    定休日毎週日曜、祝日



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